おまとめローンのデメリット|返済総額が増えてしまうパターンとは

MENU

デメリットを知ることで適切なおまとめローンを選ぶ

ローンの一本化を進める広告をよく見かけるようになりました。
現在の状況を変えようとあれやこれやインターネットで調べているうちに、表示される広告はローンの一本化が増えてくるものです。

 

おまとめローンとは現在の借入先を1社に絞ることで借金を簡潔にすることが目的です。
そこに「低金利」であったり「返済のしやすさ」が加わるとよりおまとめに意味が出てきます。

 

しかし、おまとめをすることの意味と仕組みを理解していなければ、思いがけず失敗することもあります。
デメリットを知ることで、適切なおまとめローンを選ぶことができるはずです。

 

返済総額が増えるおまとめローンがある

どのようにおまとめローンをするのか、まずはシミュレーションしなくてはなりません。
各消費者金融、銀行にも返済シミュレーションが用意されています。

 

毎月の返済額に気をつけて返済シミュレーションをしてみよう!

 

現在の毎月の返済額はいくらでしょうか?
その返済額よりも格段に返済額を下げてしまえば返済総額が増えてしまいます。
その仕組みをご説明しましょう。

 

金利 借入残高 毎月の返済額 完済までの返済回数 利息総額 返済総額
A社 18.00% 30万円 1万円 41回 101,523円 401,523円
B社 18.00% 30万円 1万5千円 24回 59,332円 359,332円
C社 20.00% 10万円 4千円 33回 30,424円 130,424円
D社 15.00% 30万円 2万円 17回 34,311円 334,311円
合計 100万円 4万9千円 最長41回 225,590円 1,225,590円

 

こちらは消費者金融からの借入が4社ある状況です。
利息制限法に基づいた金利が設定されていますが、それぞれの借入残高に対しての金利となっているため、総額では100万円となり一本にまとめると上限が15.0%になりますが、現状は個別の小口となり高金利が設定されています。

 

月々の返済額にもバラツキがあり、毎月の返済総額は4万9千円です。
毎月これだけの返済額を払っていても総額の利息が高く22万円を超しているのは、金利によるもの、そして返済額によるものです。

 

この状況を変えたい、そう考えておまとめローンを検討することでしょう。

 

金利 借入金額 毎月の返済額 完済までの返済回数 利息総額 返済総額
E社 12.60% 100万円 2万円 72回 425,386円 1,425,386円
F社 15.00% 100万円 2万7千円 50回 350,858円 1,350,858円
G社 9.00% 100万円 3万円 39回 155,044円 1,155,004円
H社 9.00% 100万円 5万円 22回 87,542円 1,087,542円

 

こちらは1社にまとめた場合の違いです。
同じ金額をまとめても、金利と毎月の返済額によって大きな違いがあることがわかります。

 

E社にまとめた場合

金利は低く設定されていますが、毎月の返済額が現状の半分以下となっているため返済回数が長くなります。
月々の負担が少ないものの利息総額は大きく現状を上回ります。

 

F社にまとめた場合

こちらも水準通りの金利とはなっていますが、返済額が低く設定されているために返済回数が現状よりも長くなり利息の支払額が増えています。

 

G社にまとめた場合

毎月の返済額よりも低くなったものの、金利が低く設定されているために現在よりも返済回数と利息支払い額ともに抑えることができました。
返済額の負担を減らしたいというときには充分「アリ」の方法です。

 

H社にまとめた場合

理想的なおまとめローンです。
金利も下がり、現状と変わらない返済額を維持することで2年かからずに完済ができることがわかります。
利息総額も抑えることができ無駄のないおまとめローン成功例です。

 

 

金利、返済額の違いによって現状以上の支払総額になることもあるため、入念な返済シミュレーションが必要です。


 

繰り返し借入をしてしまうおまとめローンがある

大口の融資になると金利が下がる銀行カードローンは、返済専門のおまとめローンとなる消費者金融に比べても利便性が高く人気があります。

 

しかし、通常のカードローンとして利用をすることになるため、必要に迫られて借り入れをしてしまう可能性があります。
銀行カードローンは自由に借り入れをすることもできるため慎重に考えて返済をしていかなくてはなりません。

 

 

銀行カードローンでおまとめをするときには、新たに借入残高を増やさないよう意識することが大切です。


 

また「完済をした」という履歴が消費者金融から優良顧客として認められるケースは少なくありません。
新たな融資、増額などのお誘いが届くこともあります。
優良顧客に対しては大口融資を低金利で行う傾向があり、その甘い誘惑に借金を増やす結果になることもあるでしょう。

 

完済することを目的としたおまとめローンを利用することを今一度確認しなくてはなりません。